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  <title>上島とダチョウの丸焼きを食べる</title>
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    <title>ぴゅまおぴゅま</title>
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    <![CDATA[「呪われた鉦」 <br />
　金融市場の辣腕家フランクリン・フィリップスは、妻が骨董店で20ドルほどで買って来た、皿状の鉦が六枚、上から大きい順にぶら下がっている、日本製の鉦が、突然鳴ったのに驚いた。室内には彼だけで、誰かが叩いたはずもなく、窓は開けているが目の細かい網戸があるので、何かが投げ込まれたはずもなかった。来歴を調べようと骨董店主ヨハン・ワーグナーを訪ねると、彼はフィリップス夫人に売ったことさえ認めず、息子ハーヴィの友人である日本人・奥松巳は、何か宗教的な理由で買い取ろうとし、ワーグナーさえ、法外な額での買い戻しを申し入れて来た。フィリップスは、しだいに鉦の呪いに取り憑かれていったが、鉦の前にワーグナーの射殺死体が転がり、鉦には血がついていた。 <br />
　ひとりでに鳴り出す鉦という、怪奇な不可能犯罪物中篇で、同じ原理を扱った某短篇より早く発表されている。物理的なトリックは単純なものだが、プロット構成が巧く、鉦の血痕に関する理由は、特に意外性が優れている。<思考機械>の持論は、「2+2が4になるのは、必ず」という割り切れないものの否定だが、本作は、東洋趣味だからか（W.W.コリンズ「月長石」やC.B.クレイスン「チベットから来た男」を思わせる）、一度は解消された怪奇ムードが、最後にまた謎を残したまま終わっている。 <br />
<br />
「幽霊自動車」 <br />
　ヤーボロ郡でトラップと呼ばれる、両側を高い石塀に囲まれた一本道の入口で、ベイカー特別巡査が速度違反の車を見張っていた。そこへやって来た速度超過の車は、彼の制止を振り切ってトラップ内に走り込んだが、いつまで待っても、反対側を見張っていたボウマン特別巡査の前には現れず、こんなことが幾晩か続いた。話を聞きつけたハッチ記者が、昼間に石塀を調べたが、一か所狭い路地があるだけで、自動車が通るのは不可能だった。 <br />
　抜け道がないはずの一本道での自動車の消失を扱った不可能犯罪物だが、トリックが即物的なのは良いとしても、そうしていた理由が曖昧で、プロット構成がずさん過ぎる。奇抜な設定で目を惹くが、それだけの作品で、選定すべきだったとは思えない。 <br />
<br />
「復讐の暗号」 <br />
　発明家ポムロイ・ストックトンの養女エリザベス・ディヴァンが、<思考機械>の下に、ポムロイが疑わしい自殺をしたのに、実子のジョンが自然死として処理しようとしていると、ポムロイの遺書らしい文書を持ち込んで来た。そこに綴られていたのは、発明を盗んだ親類への非難と息子にすべてを託す旨だったが、不自然な文章で、暗号であることが疑われた。ハッチ記者の調査で、エリザベスとジョンの間には、何か確執があるらしいことがわかった。 <br />
　やり過ぎた感のある工作のために、真相は見え過ぎてしまうが、本作の要は、ジョンとエリザベスの感情的な軋轢、特にジョンの複雑な心情だと思う。しかし、プロットをひねり過ぎていること（犯人の工作が"やり過ぎ"なのだが）、名探偵物のミステリとして構成のため、ジョンの心理が十分には描写されておらず、成功しているとは言い難い。 <br />
<br />
<a href="http://www.arbitrage-bookmaker.jp/" target="_blank">裁定取引<br />
</a><br />
「消える男」 <br />
　祖父ニック翁から、投資会社の経営を引き継いだ、20歳代のチャールズ・デューア・キャロルは、年俸二万ドルながら、その辣腕で業績を向上させていったが、元上司の古参である総務部長兼財務担当重役ゴードン・スウェインは、彼のことを快く思っていなかった。そんな中で、時折、チャールズが社長室から出たはずはないのに姿が見えなくなるという事態が頻発し、スウェインは<思考機械>に相談を持ちかけた。 <br />
　密室状況の社長室から社長が消えた方法は、他愛なさ過ぎるようなものだが、作品の狙いは、その理由で、スウェインの嫉妬心がミスディレクションになっている。ただ、本作は、今読むと、作中で（<思考機械>にすら）是認されている不正行為には、当時ほど寛容な視点はないので、違和感がある。1929年10月24日以前の、古き良き時代の牧歌的物語と言えよう。 <br />
<br />
「跡絶えた無電」 <br />
　大西洋をアメリカに向かう<ユーラノス>号の無線技師イングレアムが無線室で刺殺された。死体を発見した一等航海士ハリー・テネルは、イングレアムと仲違いしていたこと、自分のナイフが凶器に使われていたことで窮地に陥ったが、彼の人となりを知るジョン・ダイル船長は、無実を信用してくれた。イングレアムと婚約したという女性客ミス・ベリングデームの証言で、船長はテネルを拘禁せざるを得なくなったが、その夜、何者かが勝手に無線通信を行っていたので、船長は、テネルの無実に懐疑的な船医メイアとともに、<思考機械>に相談を持ちかけた。 <br />
　これという手がかりが無い中から、<思考機械>がエラリー・クイーン風の論理推理（未熟ではあるが）で、事件の実状を割り出していくところが見ものな謎解き物で、推理の広がりの意外性が楽しめる。冒頭の描写が、ミスディレクションとして機能しているの巧みで、黄金期以前の作品とは思えない、洗練された要素に満ちた秀作である。]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Wed, 08 Feb 2012 12:12:45 GMT</pubDate>
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